リンデロンVG軟膏は、大人ニキビに効く？効果に納得して使おう！

こんにちは、大人ニキビの専門家「先生!」です。
今回は、リンデロンVG軟膏について、詳しく紹介していきます。というのも…

こんな悩みを1人で抱えている人は、思っている以上に多いのです。

結論から言えば、リンデロンVGは、たしかにニキビの症状を抑えてくれます。

しかし、正しく使ってこそですし、実は根本からあなたを美肌にしてくれるモノではないんです。

というわけで、あなた本来の美肌を取りもどすために、専門家が以下のことを説明していきます。

大人ニキ無しのあなた本来の肌を取りもどし、より前向きになる一助になれば、とてもうれしく思います。

リンデロンVG軟膏で悩んだら、まずは「何を知るべきなのか」を知りましょう！

リンデロンVG軟膏に疑問を持つ人は多く、セカンドオピニオンする患者さんも多いです。

正しい使い方や使い忘れた時にどうするか等の説明が不足しているのでしょう。

ちょうど同じことで悩んでいる「にき美」さんが、専門家の「先生！」にアドバイスを聞いています。

リンデロンVG軟膏は、一言でいうと、抗生物質＋ステロイド

リンデロンVG軟膏をただ使うのではなく、そもそもどういうものかを知ることが、重要です。

なぜなら、知ることであなたの肌をどうするものなのか、そして、あなた本来の肌をとり戻すのに、必要なことが分かるのです。

というわけで、リンデロンVG軟膏の成分をかんたんに、でも詳しく知っていきましょう。

ゲンタマイシン硫酸塩…抗生物質(より厳密には抗菌薬)

リンデロンVG軟膏の主成分の1つ、ゲンタマイシン硫酸塩は、抗生物質というやつです。
※厳密に言うと抗菌薬ですが、抗生物質という理解で充分です。

ゲンタマイシン硫酸塩の副作用

医薬品の有効成分ですから、副作用も存在します。

あらかじめ説明されているはずですが、あらためて確認しましょう。

※詳しく知りたい方向けに、ちょっと補足！

ベタメゾン吉草酸エステル…ステロイド薬

リンデロンVG軟膏の有効成分の2つ目は、ベタメゾン吉草酸エステルです。

これは、ステロイド剤で、大人ニキビの炎症を抑えてくれます。

なお、ステロイドについては、かなり偏った常識が定着していますので、その説明もしていきます。

ステロイドは、90年台にマスコミによる批判が多くありました。

その影響で、副作用の方がひどい、一度使うとステロイド漬けになるという間違った常識が定着してしまいました。

ネットもその誤った認識で書かれているものが散見します。

もちろん専門家の伝え方に、問題がある場合もあるでしょうが…。

しかし、そもそもステロイドは人体でつくらているホルモン(副腎皮質ホルモン)です。

ステロイド薬に、害悪でケミカルなイメージを持っているなら、それだけでも捨ててください。

参考：日本皮膚科学会 「アトピー性皮膚炎診療ガイドライン (2016)」

リンデロン軟膏の効果についてのまとめ

ここまで、リンデロンVG軟膏の効果について、ご紹介してきました。

その効果を簡単に、まとめておきましょう。

リンデロンVGは、医療機関でのみ出せる医療用医薬品です。

効果と安全性が認められていますので、安心して大人ニキビの治療にお使いください。

リンデロンVG軟膏の正しい使い方

正しくリンデロンVGを使ってこそ、ご紹介したメリットがえられ、副作用のリスクを下げれます。

大前提として、リンデロンVG軟膏の使い方は、かかりつけ医の指示を守りましょう。

聞き逃したり、忘れた場合のために、正しい使い方を簡単にまとめておきます。

洗顔後に塗布し、頻度は1日2回程度

大人ニキビができているからといって、洗顔のしすぎはNGです。

洗顔は基本１日２回にすべきで、その後にリンデロンを塗布しましょう。

洗顔後に、化粧水等スキンケアした後に、ゲンタシン軟膏を塗ってOK

塗布する順番に関しては、かかりつけ医から説明されないことも多いかもしれません。

基本的に、洗顔後にスキンケアで保湿し、その後にリンデロンを塗りましょう。

その後に、日焼け止め、化粧下地、ファンデーションと続きますね。

赤・黄ニキビにのみに塗布し、それ以外の部位に広げない

赤・黄ニキビ以外には塗らないようにしましょう。上図の白・黒ニキビには、塗る意味がない（※アダパレン等は除く）です。

もっと言うと、市販薬も皮膚科の薬も、白・黒ニキビには薬が効かす所がなく、肌が荒れるだけです。

上記を遵守しても改善されない、異常を感じたらかかりつけ医に相談

これはある意味一番大事なことです。

医薬品の効き目には個人差がありますので、かかりつけ医に指示された通り、通院しましょう。

自己判断はNG

副作用が出た時は別として、自己判断で使用をやめたり、増やしたりは危険です。

たとえば、途中で通院をやめ、抗生物質やステロイドを含んだ市販薬を使うのは、悪化する代表的なパターンです。

リンデロンVG軟膏＝保険治療。保険治療について、知っておくべきこと

リンデロンVG軟膏を処方されているということは、保険治療を受けているということになります。

保険といえども効果的なのは、ここまでご説明したとおりです。

しかし、あなた本来の美肌をとりもどすのにカンペキかと言うと、そうでもありません。

つまり、言われるままにしていても、大人ニキビは繰り返しでき、悩まされるということです。

ちょうど、にき美さんもその説明を受けて、ビックリしたようです。あなたも一緒に、本当の肌をとり戻すために、必要なことを知っていきましょう。

というわけで、保険治療を続けるなら、時間が限られていることを理解し、聞きたいことをメモしておく等しましょう。
もちろん医師の発言もメモです。

一方で、より肌をキレイにする治療を求めて、自費治療を検討したい場合もあるでしょう。

自費・美容皮膚科に移行する場合も、知っておいた方が良いことがあります。

もしも検討するなら、専用ページがありますので、以下からご覧ください。

そもそも薬は、大人ニキビ０のあなた本来の肌にはしてくれない

あなたは、大人ニキビ０の肌を目指して、リンデロンを使っていることでしょう。

しかし、リンデロンは、大人ニキビができないようにしてくれないのは、説明したとおりです。

では、あなた本来の肌を取り戻してくれるのは何なのでしょうか？

にき美さんが、その説明を受けていきますので、一緒に確認していきましょう。

上図のように、皮膚医学的にも、大人ニキビ専用スキンケアは重要です。

毎日のことですから、薬や自費治療の効果を最大化に期待もできます。

まとめ│リンデロンVG軟膏とあなた本来の肌をとりもどすには

リンデロンVG軟膏を安心して、使えるようになったでしょうか？

簡単に今回紹介したことをまとめましょう。