目次:気になる所にジャンプ!
コレって治すの難しって言いますけど、実際どうなんでしょうか?キレイに治したい気持ちはすごく強いのですが…
上手くメイクすればカバーすることも充分できます。今回はそのあたりをご説明しましょう。
大前提として、専門家に相談すること
ニキビ跡の中でも一般にクレータや凹凸と呼ばれるもの(陥凹性瘢痕)は、塗り薬(外用薬)で治りません。
薬で治るものなら、喜んで皮膚科で処方しますし、ビジネス的にもバンバンCMやテレビで紹介して、クレーターが治らないのは過去の話になっているでしょう。
ですので、そういった類のものにお金をかけるのはやめましょう。
また、ニキビ(尋常性痤瘡)の治療に保険はききますが、クレーターに保険は残念ながら効きません。
傷跡は疾病ではない(状態が悪化することはなく安定している)ので、国のお金で補助はできないということですね。
したがって、保険治療と比べると高額になってしまいますが、自費治療で治すということになります。
ホームケアキットといった物もありますが、専門のクリニックに行ったほうが、お金の使いみちとしては賢いでしょう。
というわけで、治したいと思ったら、専門クリニックをまず検討しましょう。
他のことをどうしても試したいのなら、試して納得の上でクリニックに行くのもいいでしょう。
しかし、かけたお金分だけクリニック治療費が値引きされたら…、と常に考えておきましょう。
また、雑誌やネット情報によくあるクレーターのタイプやそれに対するおすすめの治療等も見るのはいいですが、素人診断する意味はあまりないです。
無駄に自分から高額な治療を要求することはないですし、専門クリニックの提案に納得できなければ、セカンドオピニオンもできます。
専門家の意見を比較検討する方があなたにとって良いでしょう。
クリニックに行く前にメイクですりガラス肌をめざしてみる
メイクで完全に埋めるのは難しいかもしれませんが、ソフトフォーカスをかければ目立ちにくくなります。
コンシーラーを重視しがちですが、化粧下地ややパウダータイプのファンデーションも重要です。
詳しくメイクについて書いたページもご用意していますのでご参照ください。
<<内部リンク
専門クリニックに行く時に気をつけること
専門クリニックにいくと、人によっては確実に治るかのような気分になるかもしれません。
しかし、まだまだ発展中で確立された方法のない分野です。以下のチェックポイントのことは最低限やるのがおすすめです。
- カウンセリングを受け、家で熟考する。(複数行くのもあり)
- 症例写真の治療期間を確認する
- 提案された治療で何人中何人が改善するのか確認する
カウンセリングを受け、家で熟考する
まず、必ずカウンセリングを受け、その日はお家に帰りましょう。
じっくり考えたほうが良いですし、軽い扱いをされないようにする狙いもあります
(もちろんどの患者さんも平等にと考えるのですが、聞き分けの良い人には私達も気を緩めがちです。クレーマー気質・気難しい方には身構えてしまいますしね。私達も人間ですからどうしても)。
セカンドオピニオンを検討するなら、もちろんこの時です。
症例写真の治療期間を確認する
症例写真を見せられるでしょうが、どのくらいの時間がかかっているかは、必ず見聞きしましょう。
確実に数カ月から数年ですから。年令による下限と上限も確認しましょう。
提案された治療で何人中何人が改善するのか確認する
教えてくれないかもしれませんが、何人中何人が症例写真のようになるかも効いておきましょう。
それらの情報と価格があなたの中で釣り合えば、治療開始に同意しましょう。
本や雑誌、ネット上には、クレータの種類や治療方法などがのっていますが、専門家の提案を聞くほうが有益です。
そして、重要なのは提案の実績を聞き、金額があなたの中でつり合うかです。
最後に
専門クリニックにかかるにせよ、かからないにせよ、正しいスキンケアや生活習慣の改善は重要です。
例えばレーザー治療を受けても、その効果は正常なターンオーバーに左右されます。
正常なターンオーバーは、どなたでもケアをすればできることです。
効果を最大化するためにもスキンケア、生活改善はぜひやっていきましょう。
新たなニキビ跡を作らないためにも、以下の関連ページが参考になれば幸いです。